HOW TO USE
加工品の使用にあたって
加工面の後加工に関する注意点
その他のおすすめ製品
ミラックスTK・ミラックスクイーン・蒸着&アルミ箔貼合紙・パール&カラーは加工面にUVオフセット印刷が可能です。
安定的な印刷条件を確保する為、事前にインキ密着性の確認をお願いします。
推奨インキ
T&K TOKA | UV161、UV STP |
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東洋インキ | FDOニュー各色HF1 |
DICグラフィックス | ダイキュアRTX |
製凾について
加工面と原紙面のサック貼りは安定的な接着状態を保つために酢ビ・アクリル共重合系、EVA系などの加工紙用のエマルジョン系接着剤をお薦めします。
推奨接着剤
日栄化工 | ライフボンドAV‐650N、AV‐650Y-6、AV‐175L(ノズル)、AV‐177L(ノズル) |
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サイデン化学 | サイビノールDBA‐155、DBA‐155L、PZ-804、DBA‐163(ノズル) |
その他注意点
- 製品の取り扱いは傷・汚れ等が付着することを避けるために手袋をご使用して取り扱いください。
- 製品は環境変化の影響を受け易いために作業環境を整えてください。特に低温時での印刷はインキ密着不良・結露等により印刷トラブルの原因となります。
- 各工程間は製品の経時変化を防止するためにストレッチフィルム等で外気と遮断させて保管ください。
- 加工面のオーバーコート・ホットメルト適正も事前に確認の上で作業に入ってください。
- アルミ箔貼合紙でボール裏面貼り(T/B、B/B)はアルミ面が箱の内側及び台紙用途にご使用ください。美粧性の外装用途でご使用の場合にインキ着肉トラブル及び罫線割れの発生する危険性があります。
- 断裁時は紙粉の発生状況を確認しながら刃の調整をお願いします。また、古紙を使用した原紙はロットによって微細な紙粉の発生状況は異なります。
- 輸送時の振動によって表面に微細な傷が発生する危険性があります。特に各工程間でトラック輸送が必要な場合はストレッチフィルムとバンド掛けを併用して製品を固定願います。
- UV印刷の場合はUVランプの照射量(印刷スピード)は基準通り実施してください。特に面積の大きいベタ印刷、白および墨インキは照射量が不足した場合にはインキ着肉が発生します。
- 後加工の表面処理はプレスコートを避けて、UVOPニスでの設計をお奨めします。プレスコート液の種類によっては加工面のインキ層が破壊されます。UVコートは品種および塗工量によっても密着性に問題が発生する可能性が高い為に事前テストが必要です。
- ピピアットAおよび(P)は樹脂面と紙面のサック貼りをエマルジョン接着剤で可能とする樹脂表面処理です。印刷インキとの適性はありません。
- 食品対応品以外の加工面を食品に直接接触させる事は避けてください。
- パール、メタリック等のグラビア印刷品は抜き罫線を出来る限り太く設計ください。
- 季節要因によって印刷時に静電気が発生します。発生の場合は場内の加湿および除電布(装置)等をご使用ください。
- ブロッキングトラブル防止のため高温多湿環境下や荷重の掛った状態での保管は避けてください。